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  • 執筆者の写真田村陽太

【第177回】『海外駐在員のモチベーション維持は、個人向け支援だけでなく企業向けにも支援していくべき理由➀』



こんにちは。サンキャリア代表の田村です。



本日は『海外駐在員のモチベーション維持は、個人向け支援だけでなく企業向けにも支援していくべき理由➀』についてお話していきたいと思います。



前回までのニュースでは海外駐在員の労務管理の重要性についてお話してきましたが、今回はなぜ弊社が海外駐在員という『個人』向けの支援だけでなく、海外駐在員を雇用する『企業』向けの支援に力を入れているかの理由についてお話していきたいと思います。



今回からのニュースを見ていただき、日本国内にいくつかある海外駐在員支援サービスを選んでいく中で、弊社がなぜ「企業向けの労務管理支援サービス」まで踏み込んで取り組んでいるかを知っていただく事で、自社にふさわしい海外駐在員支援サービスを選んでいただければと思っております。



弊社へのよくあるお問合せとして、「海外駐在員向けのカウンセリングサービスを実施してくれないか」というお問合せを企業様からよく受けます。そしてそのお問合せを詳しくヒアリングしていくと、海外駐在員のお悩み相談やカウンセリング体制には課題を感じているが、海外駐在員を派遣する社内の労務管理体制に関してはそこまで課題を感じていない企業の方もいらっしゃいます。



弊社でも海外駐在員向けのカウンセリングサービスを実施していますが、あくまでこれは駐在員『個人』の方から依頼があったときに対応しており、『企業』の方からお問合せがあった際は駐在員のカウンセリングサービスを含めた企業向け労務顧問プランをご契約して頂いております。



海外駐在員の仕事や役割は日本国内のそれと比べてハードである事はもちろんですが、私個人的な考えとしては、海外駐在員自身の今のお悩みを取り除く事で海外駐在員の仕事がしっかりと務まるかと言えばそうではないと思っております。



つまり、海外駐在員を派遣している企業内の労務管理体制がしっかりと構築されていなければ、海外駐在員制度自体が円滑に運用されることはないと私は思っております。つまり今気づいている痛みを取り除いても、それの原因となっている健康習慣や体質を改善しなければ、長期的には健康な体を保つ事が出来ないのと同じ理論だと私個人的には思っております。



それでは、弊社が企業向けに海外駐在員の労務管理支援を行っている理由を順に説明していきたいと思いますが、その理由としては大きく3つあります。



➀海外駐在員自身で悩みや問題点を異国で抱え込まないようにするため。

②海外駐在員制度を継続させる為に知見やノウハウを社内にフィードバックする必要がある為。

③海外駐在員の悩みは個人的な問題だけでなく、属する企業等組織的な問題が関係する為。



以上が挙げられます。これから順に①~③の理由を掘り下げていきたいと思います。



➀海外駐在員自身で悩みや問題点を異国で抱え込まないようにするため。



海外駐在員のメンタルヘルスケアやお悩み相談等を行うカウンセリングサービス会社は日本国内外にいくつかあり、海外駐在員の現時点で抱えているお悩みを「短期的に」軽くする上では非常に有意義なものだと思っております。



ただ私個人的な考えとしては、これは「短期的」に効果があるものだと思っております。カウンセリングサービスを受けた海外駐在員が一時的に働く事に前向きになり、ハードな業務に立ち向かう事が出来るようになる事に関しては一定程度効果があると思います。



ただ、もっと働きやすい職場環境にするために海外駐在員が会社に相談したり、あるいは現状を改善するよう交渉したり等の、派遣する企業と駐在員が対峙しなければならない状況は駐在員制度を運営していく為には必ず出てきます。



しかし『波風立てないようにしないといけないよな』『本社に強く言い過ぎて自身の人事評価が下がったら嫌だしな』と日本本社に相談する事を踏みとどまる海外駐在員も多く発生すると考えております。



そうする事で、カウンセリングの内容もその人の愚痴や不安を聴くというような一時的な解決策の提示にとどまってしまう可能性も否めません。最初のうちは自身の悩みをカウンセリングによって聞いてくれる事で満足していた海外駐在員も、次第に「愚痴ばかり言っても仕方がない」とあまり海外駐在員が本音を話さなくなる事も可能性としてあります。



そのような積もり積もったストレスや不満は海外駐在員自身のメンタルヘルス不調や就業意欲の低下等のマイナス面に影響してくると私個人的には考えております。



本日は『海外駐在員のモチベーション維持は、個人向け支援だけでなく企業向けにも支援いくべき理由➀』についてお話させて頂きました。次回も続編で➀の続きからお話していきたいと思います。




執筆者:田村陽太(社会保険労務士)



産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。



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