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  • 代表 田村陽太

【第28回】インバウンド事業を攻略するための社内体制の整備と従業員雇用の秘訣(④飲食業編)

最終更新: 4月13日



こんにちは。サンキャリア代表の田村です。



本日のテーマは、「インバウンド事業を攻略するための社内体制の整備と従業員雇用の秘訣(④飲食業編)」に関してお話したいと思います。



日本に旅行に来て、朝昼晩の三度の食事に期待をしている外国人観光客は非常に多いです。

ラーメンやお寿司等の自国でも食べる事が出来る人気メニューはもちろん、すき焼きやしゃぶしゃぶ等の日本風の体験型の食事も人気です。




また居酒屋等の日本風の内観、店構えでの食事を好む外国人観光客も多いです。いかに住む海外の方の出身国によって、日本で食べたいと思う食事の種類が違うなと分かります。




飲食店を経営する事業者がインバウンド事業を成功させるために重要な事は、食事のメニューや店構え、体験型コンセプト等、外国人観光客が入店する前に判断する内容を「視覚化」する事です。



日本のお客様でも同様ですが、来店する前にどのようなお店なのかが視覚的に分からないと外国人観光客は非常に不安になります。理由としては二つあります。まず一つ目は、店員やお店全体のコミュニケーション能力の問題が挙げられます。




前回のブログでもお話しましたが、外国人観光客が日本に来る際に求めているポイントとしては、従業員の接客対応等の「おもてなし」です。英語を話すことが出来るスタッフであるのか、店員のコミュニケーションにおいてお客様への話しかけが活発であるのか、笑顔が良いのか等外国人観光客も飲食店に入店する前にしっかりとチェックしているとよく聞きます。




会社が対応出来る具体例として、店員の肩から英語対応が出来るカードをぶら下げたり、笑顔が爽やかな従業員を採用したり、声掛けキャンペーンを従業員に徹底したり等の対応が重要かと考えます。



二つ目の理由としては、食べたい食事が実際に提供されるのか分からないという問題です。先ほども申し上げましたが、外国人観光客が日本に来る前には、ある程度「この食事を食べたい」というリストアップを徹底的にしていると聞きます。




旅行の各日のスケジュールを綿密に決めた後、昼食では「このお店でこの料理を食べたい」とピンポイントで決めている外国人観光客が多いです。このような形で、食べたいものをある程度決めている外国人観光客が、店舗のホームページも無く、フラっと店舗に入って食事をしてくれると考えるのは非常にハードルが高いと考えて良いかと思います。




この非常に高いハードルを乗り越えるためには、自社のホームページやSNSでの画像や、動画での情報発信をするのはもちろんですが、店舗の外観を工夫する事が大事です。




お店のメニュー表記を英語で表し、値段も明確に店舗外に掲載しておくことはもちろん、厨房での調理風景を見れるようにしたり、店舗の設計上調理風景を見る事が出来ないようであれば店舗の入り口近くに調理の生配信の映像を映すカメラを配置したり等の工夫は重要かと思います。




また非常に重要なのが食事をするだけでなく、実際に目で見たり、聞いたり、触れたり等の食事以外の体験する機会を与える事が重要です。




皆さんもテレビなどで見たことがあるかと思いますが、お餅の販売店で定期的に高速餅つきの様子を見せたり、お寿司屋や割烹料理店でマグロの解体ショーを生実演したり等の外国人観光客が食事をするだけでなく、日本文化や日本の風習を体験できる機会を合わせて提供するという視点も重要かと思います。



また外国人観光客にリピートしてもらうために、そのお店に外国人観光客が来ている実績をアピールする事が重要です。来てもらった外国人観光客との写真撮影や動画撮影、SNSでの発信に協力してくれた方や紹介で来店した方には料理のサービスや割引を行う等で店舗に外国人が多く来店している様子を発信する事が重要です。




一度来た外国人観光客が、その人の直接の人脈で来店してもらう仕組みやその外国人観光客がSNS等で情報発信した内容で、新しい人脈の外国人観光客を連れてくるシステム作りをインバウンド事業を行っていく飲食店の経営者は意識して構築していきましょう。




今回は飲食業のインバウンド事業を成功させるための戦略構築のお話致しました。新型コロナの影響で外食する機会が少なくなってきていますが、今後外国人観光客が再度日本に来てもらえるような時代や環境に備えて、今の内からインバウンド事業に対しての準備をしていきましょう。

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