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  • 代表 田村陽太

【第3回】私が海外人事コンサルをやっている理由(終章)



こんにちは。サンキャリア代表の田村です。


前回の続きで、私がなぜ海外ビジネスを専門とした人事コンサルティングのお仕事をしているかという事の締めくくりをしたいと思います。長い間お待たせいたしました。


日本人が海外に行く事の心のハードルを下げる事、海外の文化に触れる事の心のハードルを下げる事が大事だと私は前回のニュースで大事だと話しました。


実際に日本人の海外離れが分かる、若者の海外勤務志向がどうであるかのデータの一例をお見せしましょう。


マイナビの2021年卒大学生就職意識調査を見ると、今の就活生の約54%は海外勤務をしたくない、約30%が希望する勤務地なら海外で勤務したい、逆に言うと希望していない海外の国なら海外勤務をしたくない、つまり無条件にでも海外で勤務したいと思う若者はわずか15%しかいません。



今後日本の人口が減少していく中で、日本企業が海外のマーケットを主戦場としてビジネスをしなければ、今までと同じような売り上げを上げる事は困難ですし、今在籍する従業員の生計を立てれるだけの人件費をペイできる売り上げを捻出する事は難しいでしょう。


現在、海外に製造コスト削減の為に製造工場を運営している日本企業が多くあります。主に東アジアや東南アジアを中心に進出しており、工場の生産管理のオペレーション・マネージャーとして海外駐在している日本人社員が多くいます。


私みたいに海外文化に触れる事に何のアレルギーもなく、外国語を話すことに何のためらいもない「海外大好き」社員であれば、そのような海外駐在できるチャンスは滅多にないと喜び勇んで駐在に行くと思います。(私は英語や他の外国語が完璧に話せる訳ではありませんが、海外の顧客から契約を獲得するコミュニケーション力、精神力には自信があります。またその話は後日お話させて頂きます。)


ただ、そんな社員ばかりが海外駐在員として派遣されるわけではありません。


海外の文化が好きでもない。海外の食べ物も合わない。海外の生活スタイルも好きになれない。外国語も自由に扱えない。そんな社員を社命で海外に派遣させる中小企業・大企業が多いです。そんなネガティブな状態で海外に派遣されて海外マーケットの売り上げを向上させることが出来るでしょうか。


ましてや、今まで日本ではマネジメント職を経験したこともなく、海外駐在員として初めて部下を多数抱え、経理や人事等の経営に関する業務管理で一杯一杯の社員が海外勤務を楽しめるでしょうか。


異国の文化を好きになる事、受け入れるためにはまず大事なのは、その文化をしっかりと知る事。文化の成り立ちを知る事です。文化を知る事で自国の文化との共通点を見出したり、地理的・歴史的な背景を知る事で、その国に対して共感を抱き、海外がもっと好きになります。


私が海外の様々な国で生活してきたり、外国人と一緒に海外で働いてきたりした経験、知識、ノウハウで、実際に海外の最前線で働く海外駐在員をサポートしたい。そして海外の文化に沢山触れる事で、日本では創出できないアイデアを基に最前線で企業の事業戦略を構築する社員として育成していきたいという気持ちで、私は日々海外ビジネスを専門とした人事コンサルティングを行っております。


海外営業をする人間は、いまや英語が話せる人が就く「特殊職」でなく、どの企業にも必要な「普遍職」となっているからこそ、私が今行っているコンサルティング業務はとても重要だと感じております。


また一方で、日本企業で働く外国人社員の人事コンサルティングも私の専門分野です。日本人とは違う価値観や考え方で日本企業の海外ビジネスを支える外国人社員は、その異なる価値観で日本企業にで勤務しているからこそ、日々抱える不満や不安でいっぱいです。日本で働く外国人社員はとても優秀で、社内にいるだけで日本人社員の意識の活性化、意識の引き締めとなります。外国人社員が日本企業で気持ちよく働いてもらい、長く日本企業に定着してもらう事は企業の活性化に繋がります。



長々とご説明しましたが、私が海外ビジネスを専門とした人事コンサルティングを行っている理由を、今後の日本企業の生存戦略と合わせてご説明させて頂きました。


「海外ビジネスに強い」社労士という、社労士業界では珍しい組み合わせで日々事業を行っておりますが、このような尖った事業方針だからこそ企業様に出来る人事支援が数多くあります。今後も本ニュースの中で、色々と話題を取り上げていきたいと思いますので、楽しみにしておいてくださいね。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。