【第300回】『独立して気付いた、広げすぎない会社経営という選択』
- 田村陽太

- 2 日前
- 読了時間: 4分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。
本日は「独立して気づいた、広げすぎない会社経営という選択」というテーマでお話ししたいと思います。
社労士事務所と株式会社を経営する中で、私が今まで働いていた会社員時代とは違う“前提”を強く感じるようになりました。
例えば、就職活動などでよく
「社会人として守るべきマナーや掟を普段から意識しましょう」
と言われる事があると思います。
もちろん、それらは組織で働く上ではとても大切です。
ただ、独立して会社経営をするようになってから、それら全てがそのまま当てはまるわけではないと強く感じるようになりました。
今日は、私自身が経営をする上で大切にしている3つのマインドについて書いてみたいと思います。
① 好きな会社・好きな人とだけ仕事をする
会社員であれば、配属や顧客は基本的に選べません。
しかし、経営者・自営業は違います。仕事を選ぶ事が出来ます。
だからこそ私は、
〇事業の方向性に共感できるか
〇価値観が大きくズレていないか
〇心から応援したいと思えるか
この視点を大切にしています。
全てが一致する必要はありません。ただ、「ここは一緒だ」と強く思える部分がある事。
そこに共感があると、仕事は単なる作業ではなくなります。
結果的に、仕事でも長く続く関係になります。
② 時には“ほどよく無視する”
少し誤解を恐れずに言えば、経営では仕事を「全部受ける」事が正解ではありません。
〇無理な注文
〇やりにくい案件
〇方向性が合わない依頼
それらをすべて引き受ける事が誠実さではないと私は感じています。
ビジネスをする大前提として、仕事をもらう側が常に下になる必要はありません。
もちろん丁寧さや敬意は必要です。ただ、無理をし続ける関係は長続きしません。
時には、
〇優先順位を下げる
〇返信を急がない
〇引き受けない
という選択も必要です。
これは攻撃ではなく、自分たちの軸を守る行為だと思っています。
③ 人脈を広げすぎない
経営者になると、よく「人脈を広げたほうがいい」と言われます。
もちろん、人との繋がりは大切です。
ただ、「仕事を得るためだけの人脈」は自社にとって必ずしも意味があるとは限りません。
私はむしろ、
〇自分たちにとって必要な人
〇お互いに価値を出せる関係
〇無理をしなくても続く関係
を、細くても良いから大切にする方が良いと感じています。
そして、その人脈で回せる範囲で会社経営のサイズを決める。
これも一つの経営の形だと私は思います。
まとめ 削ることで守れるものがある
① 好きな人と仕事をする
② すべてを受けない
③ 人脈を広げすぎない
一見すると、事業拡大とは逆の考え方かもしれません。
私の会社は、急激にスケールする事を目標にしていません。
〇自社で働くスタッフ・関係者
〇そして関わる会社の方々
全員が無理なく、気持ちよく、長く続けられる状態を目指しています。
その為には、
〇削る事
〇選ぶ事
〇すべてに良い顔をしない事
も必要だと感じています。
会社成長の形は一つではありません。自分達らしい経営を続けることが、結果的に一番強いのではないかと思っています。
本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

執筆者:田村陽太(社会保険労務士)
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
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