【第303回】『外国人社員とのコミュニケーションで大切にすべき事とは?』
- 田村陽太

- 23 時間前
- 読了時間: 4分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。
本日は「外国人社員とのコミュニケーションで大切にすべき事とは?」というテーマでお話ししたいと思います。
外国人社員の方を雇用している企業様から、よく頂くご相談の一つに、
「日本語が通じにくい中で、どう指示を出せばよいか分からない」
というお悩みがあります。
確かに言葉の壁があると、業務の伝達や意図の共有が
難しく感じる事も多いと思います。
そういった中で、私自身が大切だと感じている
3つのポイントを整理してみたいと思います。
① 指示はできるだけ自分で直接伝える
現場でよく見られるのが、
〇英語ができる社員に伝達を任せる
〇日本語ができる外国人社員に間に入ってもらう
という対応です。
もちろん状況によっては必要な時もありますが、これが常態化してしまうと注意が必要です。
その理由としては、
〇伝達役の業務負担が増えてしまう
〇指示のニュアンスが変わる可能性がある
〇本人にとって指示の重要度が伝わりにくくなる
といった点が挙げられます。
だからこそ、まずは指示を出す本人が直接外国人社員に伝える事を前提に
コミュニケーションをする事が非常に大切です。
完璧な言語力である必要はなく、伝えようとする姿勢そのものが信頼に繋がると
私は思います。
② シンプルな言葉で「内容・意図・理由」を伝える
外国人社員への指示で重要なのは、単に業務内容を伝えるだけではなく、
〇何をするのか(内容)
〇なぜそれをするのか(意図)
〇なぜあなたが担当するのか(理由)
この3点を明確にする事です。
これは日本語でも同じですが、外国人社員とのコミュニケーション等、
言葉の壁がある場合はより重要になっていきます。
また、英語で外国人社員に伝える場合も、
〇難しい表現を使おうとしない
〇シンプルな単語・短い文章で伝える
事がポイントです。
その上で、
〇翻訳アプリを併用する
〇メールや文書等のテキストでも伝達内容を残す
といった工夫をする事で、
理解の相互のズレを減らす事ができます。
大切なのは、完璧な英語を話す事ではなく、
相手に伝えようとする姿勢だと感じています。
③ 言葉だけで伝えようとしない
言葉だけで説明しようとすると、どうしても曖昧さが残りやすくなります。
その為、例えば、
〇PCの画面を見せる
〇実際の操作を見せる
〇図や簡単な絵で説明する
〇写真や資料を活用する
といった、視覚的な情報を組み合わせる事が非常に有効です。
特に業種や職種にもよりますが、
〇システム操作
〇作業手順
〇業務フローの説明
などは、口頭で説明するよりも実際に見せた方が圧倒的に伝わります。
「言葉+ビジュアル」を合わせて伝える事で、
コミュニケーションでの認識のズレを大きく減らす事ができます。
まとめ|伝え方を工夫する事で働きやすさは変わる
外国人社員とのコミュニケーションにおいては、
〇指示を直接伝える事
〇シンプルに意図まで説明する事
〇ビジュアルを活用する事
この3つが特に重要だと感じています。
外国人社員とのコミュニケーションにおいて
言葉の壁は確かに存在するかと思います。
ただ、伝え方を工夫する事で、仕事の進めやすさは大きく変わっていきます。
サンキャリアとしても、これからも外国人社員の方を含めた多様な働き方を支える為に、
実際の雇用される現場で実践できる仕組みづくりをサポートしていきたいと考えています。
本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

執筆者:田村陽太(社会保険労務士)
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
社会保険労務士事務所Sun&Careerホームページはこちらです。
インターネットラジオ・ポッドキャスト番組「企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ サニーデーフライデー』」のリンクはこちらです。
社労士労務顧問、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター、ポッドキャスト番組制作等のご依頼はお問い合わせフォームまでご連絡ください。




コメント