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【第310回】『採用面接で見極めたい、仕事に必要な3つの力とは?』

  • 執筆者の写真: 田村陽太
    田村陽太
  • 3 日前
  • 読了時間: 5分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。




本日は「採用面接で見極めたい、仕事に必要な3つの力とは?」というテーマでお話ししたいと思います。




会社で良い人材を採用したいという話になると、「採用面接をどう工夫すればよいか」

というテーマがよく出てきます。




採用面接は、応募者側からすると、



〇早く採用を勝ち取りたい

〇入社する会社に良い印象を持ってもらいたい

〇自分をしっかりPRしたい



という場です。



一方で、会社側からすると、入社後の研修や定着を見据えて、




〇応募者の興味や関心、能力、価値観はどうなのか?

〇自社で働ける人材なのかどうか




を確認したい場でもあります。



そして、特に会社として気になるのは、



「この人はうちの会社に合うのか」

「実際に入社後、仕事を進めていけるのか」



という点だと思います。



では、採用面接では何を見れば良いかですが、私自身は、面接で見極められる力として、

大きく3つあると考えています。




① 準備できる人かどうか




まず見たいのは、事前に準備して面接に臨める人かどうかです。



面接は、完全なぶっつけ本番ではありません。例えば、履歴書や職務経歴書を会社に提出している以上、そこに書いた内容については、当然質問される可能性があります。




〇履歴書に書いた志望動機を深掘りして話せるか

〇職務経歴書に書いた実績を具体的に説明できるか

〇自分の経験を応募先の会社の仕事と結びつけて話せるか

〇面接官の立場によって話す内容を調整できるか



こうした点には、事前の準備力が表れてきます。



人事担当者との面接、実務担当者との面接、役員との面接では、相手が知りたい事も少しずつ変わります。



その違いを想定し、話す内容の深さや角度を変えられる人は、仕事においても大事な場面で準備できる可能性が高いです。



面接での準備力は、単なる就職活動のテクニックではありません。



大事なプロジェクト、プレゼン、顧客対応の前に、どこまで準備できる人なのか、そういう仕事にも直結する力だと感じています。




② 相手の言葉を理解して、対話できる人かどうか




次に見たいのは、相手の質問を正しく理解し、コミュニケーションできる力です。




面接では、自分をPRしたい気持ちが強くなる為、つい自分の言いたい事を話してしまう事があります。



ただ、仕事において大切なのは、まず相手が何を聞いているのかを理解する事です。



例えば、



〇質問に対して、聞かれている事にきちんと答える

〇もし質問の意図が分からない場合は、

「こういう方向でお答えしようと思っていますが、合っていますか?」

と確認してから答える



このような姿勢があるかどうかは、とても大事です。



仕事は一人で完結するものではありません。限られた時間の中で、上司や同僚、顧客、そして取引先とやり取りしながら進めていきます。



その中で、話の趣旨を理解しないまま仕事を進めてしまうと、

大きなロスタイムになる事もあります。



面接では、会話の中で



〇質問に対して端的に答えられるか

〇相手の意図をしっかり確認できているか

〇自分の話したい事だけを話していないか



を確認する事で、入社後のコミュニケーション力をある程度見極める事ができます。





③ 感情と論理を分けて話せる人かどうか




三つ目は、感情と論理を分けて話せるかどうかです。



これは、会社で働く上で非常に大切な力だと思っています。



例えば、面接の場では、必ずしも自分にとって都合の良い質問ばかりが来るわけではありません。



時には、



〇退職理由

〇前職での失敗経験

〇苦手な業務

〇履歴書の経歴上での空白の期間

〇前職で実績が出なかった理由



等々、会社へのPRの場なのに、とても答えづらい質問を受ける事もあります。



その時に、



〇感情的に焦ってしまい、変に言い訳をする

〇自分を必要以上に良く見せようとする

〇一方、聞かれている内容をしっかりと整理し、事実と自分の考えを分けて話せるか



こういう所に、その人の仕事への姿勢が表れます。



仕事をしていれば、ミスやトラブルは避けられません。



その時に大切なのは、



〇謝るべきところは謝る

〇事実は事実として素直に認める

〇必要以上に自分が背負うべきでない責任まで背負わない

〇感情ではなく、次にどうするかを考える



という姿勢です。



面接で不利な質問をされた時こそ、その人が冷静に状況を整理できるかどうかが見えます。




これは、入社後にミスや課題に向き合う力とも繋がります。




まとめ|採用面接は、仕事の姿勢を見る場




採用面接で見極めたいのは、単なる話し方の上手さや、経歴の華やかさだけではありません。



私が特に大切だと感じるのは、




〇事前に準備できる力

〇相手の言葉を理解して対話出来る力

〇感情と論理を分けて話す力



この3つです。



もちろん、面接だけですべてを見抜く事はできません。



ただ、この3つの視点を持って面接に臨む事で、応募者が入社後にどのように仕事に向き合う人なのか、ある程度見えやすくなると思います。




採用面接は、会社が一方的に応募者を評価する場ではなく、

お互いが働き方や価値観をすり合わせる場でもあります。



サンキャリアとしても、採用後の定着や活躍まで見据えた人事労務の支援を、

これからも行っていきたいと考えています。



本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。






執筆者:田村陽太(社会保険労務士)



産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


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