【第304回】『オンラインでも対面でも成果が出る研修の共通点とは?』
- 田村陽太

- 2 日前
- 読了時間: 4分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。
本日は「オンラインでも対面でも成果が出る研修の共通点とは?」というテーマでお話ししたいと思います。
社員研修についてお客様からご相談を頂く中で、
「社員研修は、オンラインとオフラインではどちらが効果的ですか?」という質問をよく頂きます。
結論から言うと、どちらでも大きな差はないと私は考えています。
むしろ重要なのは、会社として研修をどう位置付け、どう設計するかだと考えています。
今回は、オンライン・オフラインに関わらず、社員研修を機能させる為に大切だと感じている3つのポイントを整理してみたいと思います。
① 会社の課題を明確にし、目的を共有する
社員研修でよくあるのが、「現時点で必要なスキルが足りないからスタッフに受けてもらう」という形です。
ただ、この伝え方だと、
〇今の自分が否定されているように感じる
〇なぜ受講するのか分からない
〇やらされている感覚になる
といった状態になりやすく、研修への意欲が下がってしまいます。
研修を受講してもらうのに会社側の大切な姿勢とは、
〇会社としてどこに課題があるのか
〇その課題を解決する為に研修を行う
という前提の形で、経営上のテーマをスタッフにしっかり共有する事です。
例えば、
今の会社は〇〇に課題がある
その為には△△部には□□の機能が必要である
その役割を担うのがスタッフの皆である
といった形で、会社経営上の課題を含めてスタッフにオープンに伝える事で、
「自分事」として捉えやすくなります。
② 研修後の役割と目標を明確にする
研修が機能しない大きな理由の一つが、受講後に何をすればいいか分からないという事が挙げられます。
〇受講したけど現場に活かされない
〇自分の業務と研修があまり関連性がない
〇研修を受けたとしても他の人の担当だと思ってしまう
こうなると、研修は意味を持たなくなります。
その為、
「この研修を受けた結果、あなたにはこの役割を担ってもらう」
という形で、研修を受講したスタッフの業務と直結させる事が重要です。
そして、
〇いつまでに
〇何を
〇どのレベルまで
達成するのかをあらかじめ明確にし、明確なスケジュールとして落とし込む事で、
スタッフの当事者意識が生まれます。
③ 研修後のフォローと確認を仕組み化する
上記でお話しした①②ができていても、その後のフォローアップがなければ、
せっかくスタッフが受講した研修の成果は定着しません。
〇実際にできているか
〇どこでつまずいているか
〇目標に対してどれくらい進んでいるか
これらを定期的にスタッフに確認する事が大切です。
もしその確認を定期的に行っていないのであれば、その研修は会社として
「そこまで重要ではない研修だった」と扱っているのと同じになってしまいます。
だからこそ、
〇定期的なスタッフとの面談
〇スタッフから進捗を報告してもらう場
〇現時点でのフィードバックの機会
を必ず設ける事が非常に必要です。
また、この仕組みを円滑に回す為には、
〇研修は業務として位置づける
〇必要に応じて参加を必須にする
〇研修後の業務進捗や役割・担当を全員に見える化する
といった設計も非常に有効です。
こうした点では、録画や共有がしやすいオンライン研修の方が
運用しやすい場面もあると感じています。
まとめ|研修の成果は「当事者意識」で決まる
社員研修は、オンラインかオフラインかや、実際の研修内容が良いかどうか
だけで成果が決まるわけではありません。
最も重要なのは、受講者が当事者として関わっているかどうかだと私は考えます。
その為には、
〇研修目的を共有する
〇研修後の役割を明確にする
〇フォローアップを仕組み化する
この3つを、会社として設計する事が大切だと感じています。
サンキャリアとしても、研修を単に必要だからやるのではなく、
研修の成果を事業成長に繋げる為の起爆剤である事を常に意識しながら、
これからも組織作りの支援を行っていきたいと考えています。
本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。





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