【第305回】『会社がスタッフの成長を考える時に大切にしたい3つの視点』
- 田村陽太

- 1 日前
- 読了時間: 4分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。
本日は「会社がスタッフの成長を考える時に大切にしたい3つの視点」というテーマでお話ししたいと思います。
日々会社で働くスタッフの成長についてのテーマでご相談をお客様から頂く中で、
「成長の機会は、会社が与えるべきなのか、それとも本人次第なのか?」
というテーマがよく出てきます。
結論から言うと、成長の機会を作るのは会社の役割だと私は考えています。
組織の中には大きく、
〇会社(経営層)
〇管理職・上司
〇働くスタッフ
という大きく3つの立場がありますが、管理職の役割や権限は会社によって異なります。
その為、最終的には、会社としてどうスタッフが成長できるかを
設計する事が重要になります。
今回は、会社が成長の機会を作っていく上で大切にすべき
3つのポイントを整理してみたいと思います。
① スタッフはいつでも「選べる存在」である
まず前提として、働くスタッフは会社に所属しているだけであって、
会社に「所有されている」わけではありません。
〇働き続ける事もできる
〇辞める事もできる
つまり、常に選ぶ権利を持っています。
だからこそ会社は、
「うちで働き続けるのが当然だろ」
と考えるのではなく、
〇この会社で働くとどんな経験ができるか
〇どんな価値観が身につくか
〇どんな成長が期待できるか
といった情報を発信し続ける事が大切です。
強制ではなく、自然と選ばれ続ける状態を作る事が、
成長機会の土台になると感じています。
② スタッフと会社は本来対等な関係である
上記①のような考え方を取ると、会社が「選ばれる側」になり、
スタッフが上のような関係になってしまう事があります。
ただ、本来は、会社とスタッフは対等な関係です。
会社は、給与や成長の機会、働く環境を提供します。
一方でスタッフは、成果を出したり、与えられた役割を果たしたりする
責任があります。
その為、会社はスタッフに対して
〇良い点はしっかり伝える(プラスのメッセージ)
〇改善点もきちんと伝える(マイナスのメッセージ)
この両方を常にオープンに伝える事が重要です。
プラスだけでも、マイナスだけでもなく、両方をバランス良く
伝える事で、労使の関係性が健全に保たれていきます。
③ 機会は会社が積極的に作る。成長するかは本人次第
会社として、
〇成長機会を用意する
〇スタッフにとっての良い情報を伝える
〇成長のフィードバックを行う
ここまでは責任を持って行うべきだと思います。
ただ、その機会をどう活かすかは、最終的にはスタッフ本人に委ねられます。
成長には、
〇業務スキルの向上
〇成果達成による評価アップ
〇自らの自信や考え方の変化
など様々な側面があります。
特に、自らの自信や考え方等の心の成長に関しては、会社が直接コントロールできるものではありません。
だからこそ、
〇面談で振り返る
〇今の考えを言語化する機会を作る
〇定期的に対話する
といった形で、本人が自分と向き合う時間を作る事が重要です。
強制的にでも振り返る場を持つ事で、自分では気づきにくい成長を実感する事もあります。
まとめ|成長は「設計」と「本人」の両方で生まれる
スタッフの成長は、会社が機会を設計し、働く本人がそれを活かす事、この両方が揃って初めて実現します。
会社としては、
〇選ばれ続ける環境を作る
〇スタッフと対等な関係を保つ
〇成長機会とフィードバックを提供する
ここにしっかり向き合う事が大切だと私は思います。
サンキャリアとしても、企業と働く人の双方が無理なく成長できる環境づくりを、
これからも支援していきたいと考えています。
本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。

執筆者:田村陽太(社会保険労務士)
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
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