【第293回】『一緒に仕事をしたいと思ってもらえる会社に必要な事とは?』
- 田村陽太

- 6 日前
- 読了時間: 4分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。
本日は「一緒に仕事をしたいと思ってもらえる会社に必要な事とは?」というテーマでお話ししたいと思います。
社労士事務所と株式会社の両方を経営し、日々様々な企業・経営者の方と関わる中で、
「この会社なら安心して付き合える」と思っていただけるかどうかは、契約条件や実績以上に、普段の姿勢で決まると強く感じています。
今回は、会社経営をする上で、私自身が特に大切にしている考え方を整理してみたいと思います。
① 自社の欲求だけを通そうとしない
交渉や取引の場面で大切なのは、折り合える余地を残しておく事だと思っています。
自社の要望や理想だけを強く押し出しすぎると、そもそも交渉のベースに立てなくなってしまいます。
〇自分たちの方がいつでも正しい
〇この条件が絶対に最適だ
〇合わないなら、他を探せばいい
こうした姿勢は一見強気に見えますが、長期的には信頼を築きにくくなります。
「自分たちは完璧ではないかもしれない」と考える余白を持つ事。
この余白があるからこそ、相手の話を聞き、現実的な落としどころを探ることができます。
② 自分の選択を変えることを厭わない
誰でも、今まで大切にしてきた価値観や選択を変える事には抵抗があります。
ただ、様々な人間関係を築いていく中で、
〇相手を変えようとする
〇相手を自分たちの考えに合わせさせようとする
こうした姿勢が続くと、無理が積み重なり、関係は長続きしません。
一方で、
「自分たちの考えを少し変える」
「やり方を見直す」
という選択ができる会社は、柔軟で、安心感があります。
変える事は負けではなく、相手との関係を無理なく、長期的に続ける為の調整弁だと思っています。
③ 顧客の価値を決めるのは、顧客自身
事業をしていると、どうしても自社のベネフィットや、目に見える利益を軸に考えがちです。
ただ、忘れてはいけないのは、
「顧客の価値を決めるのは、あなたの会社ではない」
という事です。
企業同士は、基本的に対等な関係です。
ある会社にとって必要な会社もあれば、必要ではない会社もあります。
つまり、こちらがその会社を「価値がある」「価値がない」と判断するのではなく、
自社にとってそのサービスが必要なかったというだけの話です。
相手の背景や事情、目指している方向を理解しようとする姿勢を身につけ、
自社の需要がない事を理由に、相手の存在価値を否定するような態度を取らない事。
そういう姿勢が、安心感に繋がるのだと思います。
④ 何が言いたいのかを、素直に伝える
取引の場面で時々感じるのが、本音が見えづらいコミュニケーションです。
例えば、AとBの商品があり、
『Aが第一候補だが、Aは不要と言われた。
では、もともと候補になり得ないBも不要ですよね?と聞くと、
「Bも可能性はあるかも」と曖昧な返答が返ってくる。』
これは、
〇発注できない会社だと思われたくない
〇かっこ悪く見られたくない
といった気持ちから来る事も多いと思います。
ただ、こうした曖昧さや不透明さは、
相手を混乱させてしまいます。
信頼関係を築く上では、今考えている事を正直に伝える事、そして、
話のつじつまが合うように整理して伝える事が結果的に安心感につながります。
まとめ 安心感は、日々の姿勢から生まれる
今回お伝えした事は、どれも特別なテクニックではありません。
〇完璧だと思い込まない
〇自分の選択を変えることを厭わない
〇企業同士は対等だと考える
〇かっこつけず、正直に伝える
こうした姿勢の積み重ねが、「この会社なら安心できる」という信頼に
繋がるのだと思います。
サンキャリアとしても、そして私としても、短期的な損得ではなく、長く続く関係を大切にしながら日々の仕事に向き合っていきたいと考えています。
本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、
どうぞお気軽にご連絡ください。

執筆者:田村陽太(社会保険労務士)
産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。
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