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  • 執筆者の写真田村陽太

【第135回】人材の採用、面接試験を行う際の重要なポイント


こんにちは。サンキャリア代表の田村です。



本日は「人材の採用、面接試験を行う際の重要なポイント」についてお話します。今回は弊社での採用活動を踏まえての経験談や弊所の採用活動で注力している所を踏まえてお話ししていきたいと思います。



弊所では自社サイトの求人情報にて、従業員採用と登録講師(業務委託)採用、2つのパターンで求人活動を行っております。非常にありがたい事に求職者の皆様に弊社ホームページを見ていただき、その後弊所のお問い合わせページにご連絡いただけることも増えてまいりました。



今回は弊所が採用活動をする際に力を入れている点と、それぞれのポイントで力を入れている理由についてお話していきたいと思います。



弊所では、人材採用の際に1分程度の音声を事前に送ってもらうようにしております。内容は自由ですので、求職者によっては自己PRや入社の熱意に関してお話していただける方もいれば、また今までの職歴やご経歴について語られる方もいらっしゃいます。



私が内容自由の音声を事前に送っていただくのには、以下3点の理由があります。



➀内容自由であるからこそ求職者のテーマ選択に入社の熱意が現れる事

②話し方から性格や人となりが分かる事

③弊社でポッドキャスト配信事業を行っている事



が挙げられます。



➀についてですが、上記でお話しています通り、1分間の音声と言っても、求職者の方は色々なテーマで音声を送ってくださいます。履歴書や職務経歴書で書かれているのと同じ内容を音声で収録してきて送付して下さる方もいれば、弊社に応募した理由や弊社で働く事で達成したい事について等、書類に書かれていない内容を音声に収録してデータを送ってくれる方もいます。



その送って頂く音声を、私が採用する時にチェックしている部分は、「弊所で働きたいかの熱意がその音声から伝わってくるか」という事です。ただ単に、数ある求人の選択肢の中の一つとして弊所に応募したのか、弊所に相当の思いがあって応募したのかは1分間の音声を聞けば分かります。



つまり、音声の内容が自由だからこそ、求職者がその会社に入りたいという熱意の込め方も、本人次第で変わってくるという事です。音声収録というたった1分の作業にいかに手間をかけているかで求職者の入社の熱意が変わります。そのためそういう部分に重きをおいて音声をチェックしております。



②についてですが、求職者が話している音声を聞くと、人となりや性格が如実に分かり、弊所で働く適性や弊所のメンバーと一緒に働く事に向いているかどうかがイメージしやすくなります。



話のスピードが比較的速い人、ゆっくり話す人、活舌の部分、接続詞の部分(ですが、なので等)で、普段の人との話し方やコミュニケーションの取り方についてもイメージできます。



途中でつっかえる事なく、綺麗かつ流ちょうに話せる事が良い訳でもありません。途中で間違えた時にも言葉の訂正の仕方が丁寧であったり、熱意の入れ方やエピソードトーク等の話し方に感情が込められていたりと、その人らしい人間性や、優しさや丁寧さがにじみ出ているのが分かるのも音声を送っていただく事のメリットとして挙げられます。



「一人語り」で語っていただく音声は、面接と違って求職者のありのままが出やすいので、いつも採用の際にはご依頼させて頂いております。



③については、弊社でポッドキャスト配信事業を行っている事から、音声を依頼しております。



・トークゲストやコメンテーター

・番組のインタビュアー、ナビゲーター

・一人語りやナレーター



の対応等、求職者の方の適性を見てお仕事を別途ご依頼する事があります。一度弊社が配信しているサニーデーフライデーという番組や、弊社が配信プロデュースしている他の番組を聞いていただき、「自分もチャレンジしてみたい!」という方がいれば是非応募していただきたいと思います。



本日は「人材の採用、面接試験を行う際の重要なポイント」についてお話しました。採用試験は簡単であればある程、求職者にとっては採用活動の手間が省け、応募数が増えるというメリットがありますが、入社後のミスマッチが増えるというデメリットがあります。



求職者の方の負担にならず、かつ会社にとってふさわしい従業員様が入社できるよう採用試験に工夫を凝らすことをおススメします。




執筆者:田村陽太(社会保険労務士)



産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナーとしてPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。



社会保険労務士事務所Sun&Careerホームページはこちらです。




インターネットラジオ・ポッドキャスト番組「企業と従業員の働き方を考える 『社労士ラジオ  サニーデーフライデー』」のリンクはこちらです。




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