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【第323回】『AI時代における「働く意味」の再定義とは?』

  • 執筆者の写真: 田村陽太
    田村陽太
  • 1 日前
  • 読了時間: 5分

こんにちは。サンキャリア代表の田村です。



本日は『AI時代における「働く意味」の再定義とは?』というテーマでお話ししたいと思います。



AI技術が発展する中で、私たちは「働く事の意味」を改めて考える時期に来ていると感じています。



これまで、ホームページや資料、書籍、インターネット上にある情報を調べ、それを整理して誰かに伝える事には一定の価値がありました。



しかし今では、一般的な情報や、よくある事例、ある行動をした時に得られる結果のようなものは、AIを使えばかなり簡単に整理できるようになっています。



社内業務でも、文章作成、資料作成、定型的な確認作業など、AIに置き換えられる仕事は少しずつ増えていくと思います。



そうなると、これまで「業務をこなす事」そのものに価値を置いて働いてきた人にとっては、働く意味が見えにくくなるかもしれません。



だからこそ、私たちはこれからの時代において、働くことをもう一度再定義する必要があると思っています。




① 仕事は「作業」だけでは成り立たなくなる



これまでの仕事では、資料を作る、文章を書く、情報を整理する、誰かに説明する、といった作業そのものに価値がありました。



もちろん、今後もそうした作業が完全に無くなるわけではありません。



ただ、AIによって効率化できる部分が増えるほど、人間が単に作業をこなすだけでは、その価値は見えにくくなっていきます。



そうなった時に大切になるのは、



「自分はなぜこの仕事をしているのか?」

「この仕事を通じて、誰に何を届けたいのか?」

「自分の経験や感情を、どう仕事に反映させるのか?」



という日々の問いだと思います。



働く意味は、人によって違います。



家族を大切にする為に働く人もいれば、社会に貢献したい人もいます。



自分の能力を高めたい人もいれば、誰かに喜んでもらう事に意味を感じる人もいます。



どれが正解というわけではありません。



ただ、AI時代には、自分にとって働く意味を自分の言葉で持っている人ほど、仕事を作りやすくなるのではないかと思います。




② 自分の経験や感情を発信する事が大切になる



私自身がAI時代において意識している事は、下手でもいいので、自分自身の考えや経験を発信する事です。



AIは、沢山の情報を集め、整理し、分かりやすくまとめる事が得意です。



しかし、ある出来事に対して自分がどう感じたのか?


何が嬉しかったのか?何が悔しかったのか?


どの経験から、どのような考え方が生まれたのか?


こうした感情に紐づいた経験は、一人一人違います。



同じ出来事を経験しても、家庭環境、教育環境、仕事での経験、人間関係によって、感じ方や意味づけは変わります。



だからこそ、これからは「きれいな文章を作れるか」よりも、「自分が本当に何を感じたか」を持っている事が大切になると思います。



文章を整える事や、分かりやすく構成する事は、AIに手伝ってもらえばよいと思います。



大切なのは、その前にある、自分自身の感情や経験を消さない事です。




③ 人間同士のコミュニケーションがより重要になる



AIが発展すると、ある程度答えがあるやり取りや、定型的な連絡はAIを介して行われる事が増えていくと思います。



メールの文章も、資料のたたき台も、ゼロから自分で作るより、AIが作ったものを手直しする場面が増えていくでしょう。



だからこそ、直接の面談やオンラインでの打ち合わせなど、人間同士が直接話す時間の価値は、むしろ高まると感じています。



相手の話を聞いて、自分の考えが深まる


自分の経験を話す事で、相手が共感してくれる


その場の会話から、新しいアイデアが生まれる



こうした事は、人と人との信頼関係があるからこそ起きるものです。



そして、その信頼関係を作る為には、「この人は自分の経験から話している」と相手に伝わる事が大切です。



頭の中できれいにロジックを組み立てられなくても構いません。



「自分はこう思った」

「なぜなら、こういう経験があったから」



という自分なりの言葉を持ち続ける事が、これからの仕事ではより重要になっていくと思います。




まとめ AI時代の働く意味は、自分の経験を社会に繋げる事



AI時代において、働く事の意味は、単に作業をこなす事ではなくなっていくと思います。



情報を集める事、文章を整える事、資料を作る事は、AIの力を借りながら進められる時代になります。



だからこそ、人間にとって大切なのは、自分自身の経験や感情を持ち、それを発信し、人とのコミュニケーションに繋げていく事です。



自分が何を経験し、何を感じ、何を大切にしているのか?



それを発信する事で、人間性や考え方が伝わり、「この人と話してみたい」と思ってもらえるようになります。



そこから新しい会話が生まれ、新しいアイデアが生まれ、まだ世の中にない仕事やサービスが生まれていくのだと思います。



AI時代における働く意味とは、自分の経験を社会に繋げて、新しい価値を誰かと一緒に作っていく事なのではないでしょうか。



サンキャリアとしても、AIを活用しながらも、人の経験や感情、信頼関係を大切にした働き方を、これからも考え続けていきたいと思います。



本ニュースをご覧になり、人事労務管理に関するご相談・ご質問等がございましたら、どうぞお気軽にご連絡ください。





執筆者:田村陽太(社会保険労務士)



産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、海外駐在員や外国人社員等のグローバルに働く社員が輝ける職場づくりを人事面からサポートしたいという想いで、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。番組プロデュース、ポッドキャストデザイン等のPRブランディング事業も手掛ける。株式会社サンキャリア代表。


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